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終わったあとは

「火原、分かりやすいよな、お前って」
「え?」
「気持ちが音に出るって言うけど、お前の場合、音って言うよりも曲に出てる気がする」
「ええ〜?」

 昼休み。
 何時も通り、普通科の2年の階に迷い込んでしまって、長柄が迎えに来てくれた。
「なんで、あそこじゃないって言うのに、迷うかな〜?なんか、用事でもあるわけ?」
「えっ!?な、ないよ?」
「ホントかよ〜?あそこらへん、確か・・・・そう、日野のクラスだろ?」
 2年2組の前だし、とクラスまで言い当てられた。
「なんで、香穂ちゃんのクラス知ってるの?!」
「は?知ってるだろ、コンクール参加者のクラスは。貼り出されてたんだし」
 何か、変な物でも見るかのような眼差しで見られる。
 そ、そうだよな!あれ、俺、なに焦ってんだろう。
 心の中で自分に突っ込みを入れる。
「って、あれ?火原って、『日野ちゃん』って呼んでなかったか?」
「あ、そうだ!それ言いたかったんだよ」
 今日は、話したいことがあるんだ!と朝のうちに言っておいたんだ。報告したいことがある、って言ったら苦笑されたけど、いいよ、と快く時間を空けてくれた。
「昨日さ、香穂ちゃんに『香穂ちゃん、って呼んでいい?』って訊いたら、いいですよ、って言ってくれたんだよね。ついでに、和樹先輩って呼んでくれるって♪」
「それで嬉しそうにしてたわけだ」
 単純なヤツー、って笑われたけど、そうかな?
「なんか、お前って喜ばせてもらってるだけで、日野に頼ってない?」
「え?」
「あ、いや、気にするなって。うん」
「気にするよっ」
「あ、いや、悪かったって!・・・いや、最近、柚木とか月森がよく日野の相談に乗ってるみたいだから、お前は頼られることないなーと思って、さ」
 忘れてくれよっ、って明るく言われた。

「最近、日野さん元気ないよね」
 森の広場で、練習していると柚木がやってきた。
「え?」
「いや、大したことじゃないのかもしれないんだけど、少し気になって」
 元気ない・・・・かなぁ?自慢じゃないけど、鈍いんだよな、俺。
 みんなが気付いても、俺だけ気付かないとかありそうで怖い。
「ああ、でも、一番親しい火原が気付かないんだから、なんでもないのかな」
 邪魔したね、といつもの優しい笑みを残して去って行った。

 その日の夜。
 長柄に電話してみた。
「って言うんだけど、どう思う?」
『どう思う?って言われてもなぁ。俺、そんなに親しいわけじゃないし。まあ、たまに話す程度だから』
「え!?」
 そんなの初耳だよ。
 だって、共通点なんて無いだろ?!
 一般的な意見を聞かせてもらえると思って電話したのに、いきなりビックリな情報が。
「いつ?いつ話してるの!?」
『え〜?いきなりなんだよ・・・。いつって、決まってるわけじゃないけど、放課後に立ち話したり、下校ギリギリに会えば、一緒に帰ったり?』
「一緒に帰る?!」
 俺だってしたことないのに!柚木なんかは、車だからって言って、朝一緒に登校したりもしてるみたいだけど・・・・。
『な、何?そんなに日野と帰りたいわけ?』
「帰ったことあるから、そんな余裕な台詞が出て来るんだよっ」
『俺に言うなよ、俺から誘ったわけじゃないんだし』
「香穂ちゃんから帰ろうって言われたのかよ?」
『ん?そうだけど』
 ・・・そういえば、この前は土浦と帰ったみたいなことを言ってたような・・・・。
 月森君には断られた、って寂しそうに言ってたけど・・・・。
 え?もしかして、俺だけ?誘われたことないのって!?
『おーい、火原―?ひ・は・らー?』
「えーっ?!」
『俺が、えーって言いたいよ・・・・』
 長柄のすごく疲れたような声がした。

 朝、早起きして、十字路まで走った。
 香穂ちゃんが、学校に登校するのって、早いんだよな〜・・・。だから、早目に行って、一緒に登校しようって思った。
 家知らないから、迎えに行きたくても行けないしね・・・・。
 って、もうすぐ来る時間だ。
 香穂ちゃんの来るほうを見ると、タイミングよく来た。って、あれ?楽譜持ってるのかな。えらいなぁ、譜読みしながら登校するんだ・・・。
 だったら、俺でも見てあげられる。そう思って『香穂ちゃーん!』って手を振って呼ぼうとした時。
「日野!」
 香穂ちゃんの後ろから現れたのは、長柄だった。
「長柄先輩。おはようございます」
「はよ。昨日は、楽しかったな」
「そうですねー。昨日、来てるなんて知らなかったですよ〜」
「俺も、金やんから聞いて知ったんだけど。って、火原じゃん。おはよ」
「おはようございます、和樹先輩」
 中途半端に上げていた手を急いで下ろして、二人のところまで小走りで駆け寄る。
「お、おはよ、香穂ちゃん、長柄」
「へえ、ホントに和樹先輩って呼んでるんだ?」
「芹一先輩って呼びますか?」
 笑い合ってる姿は、長柄の言うような親しさよりもずっと親しげに見えた。
 いつの間にこんなに仲良くなってるんだろう?
 なんとなく、嫌な気分になる。
「あ、そうだ。聞けよ、火原」
「え、えっ?」
「昨日、日野と一緒に帰ったんだけど」
「そうなの?!」
 昨日、電話ではそんなこと一言も言わなかったくせに!!
 何かあったのかな・・?二人でどこか、遊びに行ったとか?
「移動遊園地、って知ってるか?それが、夜七時までやってたんだけど、それに日野誘って行ったんだよ」
「いきなりでビックリしましたよ〜」
「時間の都合は聞いただろ?」
 いつも香穂ちゃんから誘ってくる、って言ったのに、自分からだって誘ってるじゃないか。なんで、嘘つくんだよ。
 怒りにも似たような、モヤモヤとした気持ちが渦巻いているのが自分でも分かって、嫌になった。
「それで、七時まで遊んで送ってやったらさ、お父さんとお母さんがいらして、彼氏だと思われたんだろうな。お父さんには睨まれるし、お母さんにはオロオロされるしで、困ったよな」
 あははー、すみません、早とちりな両親で。
 そう言いながら、笑ってる香穂ちゃんは、すごい可愛かった。
 その笑顔を、俺に向けて欲しい。長柄よりも、俺に。
 ・・・・・・・・。
って、え?何思ってんの、俺!?
 なんか混乱してきたっ。
「おい、火原?どうかしたか?」
「和樹先輩?」
 いぶかしむように見る二人の視線に、耐えられなくって。
「ご、ごめん、俺先に行くから!じゃあっ」
 呼び止める声も無視して、学校へダッシュした。

 放課後。
 屋上に走って、誰もいないのを確認すると、思いっきりトランペットを吹き鳴らす。俺の大好きな、『双頭の鷲の旗の下に』。
 初めてのセレクションで俺が吹いたこの曲を、香穂ちゃんは気に入ってくれたらしくって、よく吹いてくれってせがまれたなぁ。
 だから、第3セレクションまでずっと明るい曲ばかりを吹いたんだし。
 ・・・・・でも、最近それでいいかどうかが分からなくなってきてた。香穂ちゃんの好きな曲はこういうものだけど、香穂ちゃんの解釈はいつも土浦の解釈に似てる気がする。
 どんな気持ちで吹いているんだろう、どうしてそう思うんだろう?
 俺とは正反対で、分からなくなってくる。
「あっ、やっぱここにいた」
「・・・・長柄?」
「香穂子、心配してたぞ」
「『香穂子』・・・・・?」
「ん?あぁ、火原のこと和樹先輩って呼ぶって言うから、俺もそう呼んでって言ったんだよ。そしたら、『じゃあ、香穂子って呼んでください』って言われちゃってさぁ。使わないと慣れないだろ?」
 女の子をそう呼ぶと、誤解されるって分かってないのかな〜?って、苦笑いを浮かべている。
「って。そのことを言いに来たんじゃないんだって」
「?」
「香穂子が、私何か悪いことしたかな・・・って、心配してた。弁解しとけよー?」
「・・・・・分かってるけど・・・・」
 今、会いたいけど、会いたくない。自分で、変だって分かってるけど、そう思ってしまう。
「火原、分かりやすいよな。お前って」
「え?」
「気持ちが音に出るって言うけど、お前の場合、音って言うよりも曲に出てる気がする」
「ええ〜?」
 どんな風に?
「さっき吹いてた曲なんかは、香穂子の好きな曲だろ?あ、でも、お前にしたら割と暗い感じに吹いてたか」
 吹き方は、香穂子に似てる。
 そう言った。
「香穂子が好きなんだろ?わっかりやすいやつー」
「はっ!?いきなり、なんだよ〜」
「いきなり、って言うか・・・。昨日の電話の時点で、分かるだろ・・・・」
「そ、そうかな?」
「セレクションも、残すところ8日だろ?そしたら、会う機会も少なくなるんだから、頑張らないとな」
 そう言うと、長柄は邪魔して悪かったな、って言い残して、さっさと校舎に入ってしまう。
 長柄も応援してくれてるんだし、頑張らないと!
 妙に元気が出てきた。
 自分の事に精一杯で、長柄のことなんて見ている余裕がなかった。

 下校時刻も間近。
 急いで出ないと金やんに叱られるッ!
 そう思って、廊下を猛スピードで駆け抜けた。
 正門前まで来ると、ファータ像の前は数人の待ち人がいるだけだった。その中には、何人かの知ってる顔もいる。
 声掛けようかな。
 そう思って、近づいていくと長柄を見つけた。こんな時間に?陸上部は、今日はないはずだし・・・・。
「芹一先輩」
「遅い」
 香穂ちゃんだ。
 長柄は、時計と香穂ちゃんの顔を見比べて、
「金澤先生に捕まってたんですよ」
「そうなのか?じゃあ、仕方ないか」
 仕方ないんです。
 そう言って笑うと、香穂ちゃんの手は自然に長柄の腕に触れた。
「手、繋いでくれます?」
「えぇ〜?恥かしくないのかよ」
「私は別に?」
「・・・・・今日だけだからな」
 そう言って笑った長柄の顔から、一瞬にして笑みが消えた。
 ――俺と目が合ったから。
「火原・・・・」
「和樹先輩?」
 え?何かあったんですか。
 そう言いたそうに、長柄と俺の顔を見比べている。
「長柄?」
「・・・・・・ちょっと歩きながら話すか」
 そう言った長柄は、香穂ちゃんと繋ぐ手に力を込めたように見えた。

 一瞬、込められた力はすぐになくなり。
『悪い。この埋め合わせはするから、今日は先に帰ってて』
 そう言って、長柄が片目を瞑ると、しぶしぶと言う感じだったけど、わかりました。と、聞き分けよく帰って行った。
「どういうことだよ」
「そんな不機嫌な声出すなって。・・・・って言っても無理な話か」
「そうだよ」
 怒らないはずはないって分かっているだろうに。
 加えて、相手が落ち着き払っているところが、また嫌になる。
「頑張れ、って言ったからって、俺が香穂子を好きでいても構わないだろ?」
「何言ってるんだよ!応援してくれるんじゃ・・・っ」
「それを後10日早く言ってくれたらな・・・・」
 苦笑いしながら、公園を指差す。
 入って話そう、ってことだよな。入ろうと足を向ける。
「ここの公園」
 公園の前に来ると、なぜか長柄は足を止めた。入るんじゃなくて、何かを説明したい・・・?
「ちょうど10日前。俺が、香穂子を好きになった場所がココ」
「10日前?・・・っていうか、はっ!?」
 リリちゃんが元気なくて、声を掛けた日だ。『火原和樹・・・・か。・・・・お前では無理なのだ。なんでもない、気にしないで欲しいのだ』とか何とか言われたような・・・。
 その日に、長柄は香穂ちゃんを?ここで何かあった・・・?
「ん。・・・ちょうど帰り道でさ、ここの道。通ったら、暗いのに泣いてる学院の生徒がいたわけよ。同級生か後輩か分からなかったけど、とにかく暗いのにそのままにしても置けないだろ?で、声かけたら、香穂子だったわけだ」

 もう9月も下旬。
 いい加減、夜の公園は冷える。
 あいつ、ただでさえ、まだ夏服の制服なのに凍えちまう。
 そう思って、コートを掛けてやったら、いきなり。本当にいきなり、抱きついてきたんだ。それでも、泣くばかりで何も言わなくて・・・・。
 ずっと・・・・って言っても20分くらいだけど、泣いててさ。
 やっと、泣き終わった頃に頭撫でてやって、話を聞いてみたら、ずっと大事にしてたヴァイオリンが壊れたんだと。
 俺には、どれだけ大切なものか分からないし、思い入れがあったのか分からなかったけど、泣くほどのことだったんだよな、香穂子にとっては。
 ずっとコンクールの初めから聞いてて、凄いと思ってたんだ。努力もできるし、苛められても前向きにいられるし。
 そんなヤツが、泣いたんだぜ?しかも、俺に。
 もう、なんていうかさ。音楽のことは分からないけど、無性に守ってやりたくなって。昨日も、落ち込んでる様子だったから、遊園地に連れて行ってやったし。

「・・・・あー、ごめん。コレ言ってもいいわけだよな。うん。ごめん」
「・・・・・・・・・」
「火原が怒るのは分かるから。でも、これだけは譲れない。俺、火原が香穂子を好きでも、俺も好きでいるから」
 だから、明日告白する。って、そう言った。
「!?」
「驚くなよ、こんなことで」
 苦笑する。それから、俺だって友達にこんなこと言うのは恥かしいんだ、と少し睨むように言った。
「だって・・・・」
 驚くなってほうが無理でしょ!?
 長柄に告白されるのは、すごい嫌だった。もし、香穂ちゃんが今は好きでなかったにしろ、言われたら多少は気にするもんだし・・・・。
「ごめん。でも、譲れないし、譲る気持ちもない。あと、火原と友達やめる気もない。女絡みで友達やめるなんて、バカみたいだろ?」
 そう言って笑う長柄は、凄い大人に見えて・・・・嫌だった。
 なにより、ずっと親友の長柄に対して『嫌だ』っていう気持ちしか持てない自分に、泣きたくなった。
「お前だって、してみれば?香穂子って、絶対おまえのこと好きだと思うぜ?」
「なんで?!」
「いや・・・話してても火原の話題けっこう出るし、参加者の中で一番懐いてるのはお前だし・・・」
 ・・・・・・・。
 そう、なのかな・・・・?
 明日・・・・明日、俺は気持ちを伝えるべきなのかな・・・・?

 コンクール終了後。
 奇跡の優勝者である日野香穂子には、ニュースが2つあったのだ。
 ひとつは、音楽科への転科。すぐに断ってしまったらしい。月森蓮も金澤紘人も惜しがっていたのだ。まあ嬉しそうではあったがな。
 もうひとつは、『素敵な彼氏』ができたと言っていた。



奇跡のコンクール優勝者!!〜日野香穂子へのインタビュー

天羽:
お疲れ様でした。コンクール全体の感想は?

日野:
とにかく疲れました〜。(溜息)
やっぱり、慣れないことはしちゃいけません・・・。
って、冗談は置いといて。凄い勉強になったし、音楽を身近に感じられました。
コンクールに出たことで、音楽科の人とも仲良くなれましたし、最後は音楽科の人たちも応援してくれました。
優勝できたのは、みんなの声援と、諸先生方、参加者の手伝いがあったからです。

天羽:
音楽科への転科の話も出たそうですが?何故断ったんですか?

日野:
私は、音楽は好きだけど、音楽家になりたいとは思わなかったんです。
月森君にも勧められましたけど、直ぐに断ってしまいました。
でも、これからも向き合って行きたいですね、音楽とは。

天羽:
このコンクールでの最大のライバルは?それとも、いませんでしたか?

日野:
それは、もう全員ですね。
先輩たちは、さすがに三年間学んでいるので、表現とか技術とか、全然追いつけないです。
月森君と、土浦君は、小さい頃からやっていたでしょう?
だから、相談すると、親身になって指導してくれました。
志水君、冬海ちゃんは、解釈を教えてくれた、っていうんじゃないですけど、ヒントをくれましたね。
『私はその解釈が好きですよ』って言ってくれるだけで、これでいいんだ、って安心させてもらえましたね。
金澤先生には、力の抜き方を教わりました。とても尊敬できる先生だと思います。

天羽:
全員がライバルですか。(笑)難しいでしょうけど、どうしても1人に絞るなら?

日野:
本当に難しいですねー。(苦笑)でも、特に挙げるなら・・・。
火原先輩でしょうか?解釈は似ていませんでしたけど、演奏曲は似ていたと思います。
第一セレクションの時は、本当に圧倒されました。
『双頭の鷲の旗の下で』は、私の好きな曲だったので、それをあんな風に楽しそうに吹いてもらえて、とても楽しめました。

天羽:
火原先輩ですか。てっきり、月森君か柚木先輩の名前が挙がると・・・。

日野:
もちろん、先輩も、月森君も、超えなければいけない相手、一緒に音楽の道を歩んで行けるよきライバルだと思いますよ。
向こうにしたら、迷惑でしょうけど(笑)
あ、誤解されるかもなので、断っておきますが。
音楽家にはなりたいと思わなかったですけど、一緒にやろうと誘ってもらえればいつでも、誰とでもやりますよ?
そういうことで、先輩や、月森君とは、一緒に音楽の道を歩んで行けるよきライバルだと思っています。

天羽:
(笑)では、コンクール関係者ではない人で、支えになった人はいますか?
例えば、先ほども出ましたが、金澤先生とか、御両親とか?

日野:
両親には、夜に随分と聞き苦しいものを聞かせてしまったなって、反省しています。
時間を考えるべきでした。金澤先生は、よく準備室で練習を見てくれました。
解釈を一緒に考えてくれたりして。
ご迷惑お掛けしましたって、コンクールが終わると同時に言いに行きましたね。
ビックリされていましたけど、笑ってよくやったなって、褒めてくれました。
やっぱり、尊敬できるし、大好きな先生です。

天羽:
大好きですか(爆笑)先生とのアブナイ関係!?

日野:
ち、違いますって!
金澤先生にまた謝りに行かなきゃいけなくなるんで、ここはカットですよ!?

天羽:
はいはい。カットですね。(笑)じゃあ、話を戻して。先生のほかには?

日野:
・・・・第3セレクション前に凄く落ち込む出来事があったんです。
その時に、慰めてくれて、励ますためにいろいろ気に掛けてくれた先輩がいました。
ありがたかったです。

天羽:
では、最後に。全校生徒が気になっていることを。ヴァイオリン・ロマンスは、叶いましたか?

日野:
・・・はい。

最後に日野さんは、素敵な、幸せそうな笑顔を零しながら、答えて下さいました。
※次号は入賞者月森君と柚木先輩へのインタビューです。





インタビューが読みづらくてどうしよう。
直して尚これっていうのは、致命的な気がしてならない。
火原or長柄SSなのに最後の最後に金澤が贔屓されたのは
完全に私の趣味です。すみません…
火原か長柄かは、お好きなようにお取りください。
掲載: 08/05/06